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5 うちのねこ(第3回)....6.17記

顔と性格

さて、第一話でできた小猫達、 茶の2匹はオス、黒2匹はメス。

黒トラは「くろすけ」と、少し色が薄い方をグレーだから「ぐれこ」と名付ける。

茶色の一匹は尾が短い。むかーし、しっぽが曲がったやつは、親がなめて伸ばしてやらなかったからだ、

と、言ってる人がいたような気がするが、4匹中、こいつだけなので、それは嘘らしい。

遺伝かな。で、「おみじー」と名付ける。

ミカンとオミジー
茶色のもう一匹は、ちょとすまし顔、頭が良さそうだが、

そう、人なつこそうじゃない...そう、甘ったれてない、つうか、おっとりした感じじゃない。

ようするに、べろべろにかわいくはない....で、こいつは、ま、オレンジ色だし、「みかん」と名付ける。

動物好きは、顔を見ると性格がわかるという。

しかし、うさぎは長く飼ってても、少し、なんとなく、わかる気がするぐらいだ。

気持ち良さそうな時、目を細めた、リラックス状態は、人間、動物、共通なのかな?

ただ、すり寄って甘えてくる、食い物をねだる、など、(この2つは微妙に、表情が違うかも)

こちらにフレンドリーな態度をとる動物は、表情もかわいく見える。

やはり、家畜歴が長いと、人間に好感をもたれる顔がしみついてるのかな。

とにかく、人間と共通の、喜怒哀楽の表情があるのか、ちょと不思議だが、

人間の基準での見かけ、が、その性格、行動と近い時もあるみたい。

勝手にそう思うだけかもしれないが...。

ただし、人は外見で判断できないし、したら差別につながるかもしれん。

外見で判断できる、していいのは動物までかも。

飼い猫はのらより表情がきつくなく見える。

ま、太ってるし、家の中だと、瞳孔も開くしね。

ここで、写真を見て欲しい。クロスケはグレコより、神経質そうに見えない?

これは私が後に書いたような、イタヅラ、をする前の顔です。

クロスケ グレコ
父猫は、ちらっと、数回えさ泥棒にきたやつだと思うが、黒トラの顔のでかい、ずんぐりしたやつ。

で、小猫はこの父猫には警戒心をほとんど持たなかった。母猫が気を許していたからか...

でも、オスは少し大きくなったら、父猫にガンをとばしていた。

4匹とも、家主の人間の我々には警戒心をもち、始めは、近づくと逃げた。

だんだん慣れてきたが、さわろうとすると逃げてしまう。

そのうち、少しさわれるようになるも、抱き上げようとすると逃げる。

そこで、ある日、日当たりのいいとこで寝てる2匹、クロスケとオミジーを私が突然、襲うように抱き上げた。

ぎゃーぎゃー暴れた。ママ猫が飛んできて、怒った。すぐ、放した。

このあと、しばらくは、特にクロスケは警戒感を持ったままで、神経質だった。

このイタズラのせいか、生まれつきだったか、この性格の違いが彼らの運命を大きく変えるのであった。

(つづく)

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