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さて、第一話でできた小猫達、 茶の2匹はオス、黒2匹はメス。
黒トラは「くろすけ」と、少し色が薄い方をグレーだから「ぐれこ」と名付ける。
茶色の一匹は尾が短い。むかーし、しっぽが曲がったやつは、親がなめて伸ばしてやらなかったからだ、
と、言ってる人がいたような気がするが、4匹中、こいつだけなので、それは嘘らしい。
遺伝かな。で、「おみじー」と名付ける。
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ミカンとオミジー |
そう、人なつこそうじゃない...そう、甘ったれてない、つうか、おっとりした感じじゃない。
ようするに、べろべろにかわいくはない....で、こいつは、ま、オレンジ色だし、「みかん」と名付ける。
動物好きは、顔を見ると性格がわかるという。
しかし、うさぎは長く飼ってても、少し、なんとなく、わかる気がするぐらいだ。
気持ち良さそうな時、目を細めた、リラックス状態は、人間、動物、共通なのかな?
ただ、すり寄って甘えてくる、食い物をねだる、など、(この2つは微妙に、表情が違うかも)
こちらにフレンドリーな態度をとる動物は、表情もかわいく見える。
やはり、家畜歴が長いと、人間に好感をもたれる顔がしみついてるのかな。
とにかく、人間と共通の、喜怒哀楽の表情があるのか、ちょと不思議だが、
人間の基準での見かけ、が、その性格、行動と近い時もあるみたい。
勝手にそう思うだけかもしれないが...。
ただし、人は外見で判断できないし、したら差別につながるかもしれん。
外見で判断できる、していいのは動物までかも。
飼い猫はのらより表情がきつくなく見える。
ま、太ってるし、家の中だと、瞳孔も開くしね。
ここで、写真を見て欲しい。クロスケはグレコより、神経質そうに見えない?
これは私が後に書いたような、イタヅラ、をする前の顔です。
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クロスケ | グレコ |
で、小猫はこの父猫には警戒心をほとんど持たなかった。母猫が気を許していたからか...
でも、オスは少し大きくなったら、父猫にガンをとばしていた。
4匹とも、家主の人間の我々には警戒心をもち、始めは、近づくと逃げた。
だんだん慣れてきたが、さわろうとすると逃げてしまう。
そのうち、少しさわれるようになるも、抱き上げようとすると逃げる。
そこで、ある日、日当たりのいいとこで寝てる2匹、クロスケとオミジーを私が突然、襲うように抱き上げた。
ぎゃーぎゃー暴れた。ママ猫が飛んできて、怒った。すぐ、放した。
このあと、しばらくは、特にクロスケは警戒感を持ったままで、神経質だった。
このイタズラのせいか、生まれつきだったか、この性格の違いが彼らの運命を大きく変えるのであった。
(つづく)
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