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ムンドノーボぽこブヨ〜ダン活動報告SP 大道芸格闘記.......06.2.19

予期せぬ出来事や天候、自らの失敗、苦労話をネタにしてしまっていますが、もし、関係者やスタッフの方でご不快な点やご心配をさせてしまっていたらごめんなさい。笑って見ていただけるとありがたいです。いろいろ苦労して無事終わった時は達成感は大きいし、思い出深いし、いい経験になります。ちょと落ち込む時もありますが...。ご心配なく...。またよろしくお願いします。

今日は荒川区「防災フェア」に呼んでいただいた。
気温は6℃。春めいた日があったりしたが今日は冬らしい。陽射しがあり、風もそよ風程度だったので極寒ではない。
まずは現地の様子確認のため、やはり早く到着。早めにできる場所の近くで車からブヨ〜ダンを下ろさねばならない。会場のどこでやってもいい、時間指定もない、という。珍しい。
防災拠点に新たに整備し、この度開園ということでの催し。
警察や消防のブースや公開展示車両、煙り体験室など、祭りイベントとはやや趣きが違う。
なにせ、その筋の現場スタイルの方が多い。
まずは駅にも近い側、人も通れば集まるかな?と、ゲート付近にブヨ〜ダンを展開。平らで広く、車からも下ろしやすい。
しかし、11時の開始時間..。地元の方、自転車などで通りかかる方は多い感じ。さすがに人口の多い地域の感がある。が、遠くからの方は少ない感じ...よって駅が近い?といっても人が連ならない。これは初歩的失敗。
メイン会場は...人はまあまあ多い。しかし、土の地面。ぽこブヨ〜ダンにはタイヤが食い込むのでやや苦手。さらに道路から数メートル、高さがあり、バリアフリーのルートがかなり遠回り。ステージ発表団体があるので音も干渉しそう。
他にはそう広いところがない、または人がいない、ので閉鎖され出入りのない駐車場までパレード移動することに....。アンプや荷物を積み、ぽこサーカステント車、マハラジャ竜宮号、シロクマ惑星サーカスとフル装備での移動パレード...演奏しながら。これは結構引っ張る腰に負担がかかる...。前にもこれをやって腰を痛めたことが...。100メートルでも結構大変。途中、側溝の格子蓋にひっかかったり、サーカステントはバランスが悪く、でんぐり返りウイリー状態になったり...。一度止まったり、壊れたり積み荷が落ちると身動きがとれなくなる。身体につけた牽引ヒモ、腰、腹部の太鼓セット、を外さないと5mの自分のパレードのトラブル現場にかけつけられないし、しゃがめもしない。後方アレレパレード救援要請だとなおさら。さらに首にかけたハモニカ、ギター、背負ったブヨ〜ダン...を外さないと細かいことは何もできないし...。
はてさてやっと駐車場。しか〜し、やや離れたところに人は見えるがあまり人だかりにはなってくれない。仕方ないので少人数をお相手してもらっての1回目。終了後、やや故障を発見、修理。
その後、ステージが空いている時間にステージでやらせてもらえることになり、移動。芝の急斜面を登り、ステージの段差を越え...。今日は移動の度のセッティングの仕直しに時間がかかる日だった...。
アレレはシステム不調。まだ慣れていない。本番の度、練習では出てこない問題をクリアしていきつつ仕上がっていくのである...。が、帰り頃は寒かったし、かなり厳しい修行の日になったようだ。

装着たいこシステムはチョーダイサンタから、ボク獅〜子〜に変身。しかし季節ダンサーの宿命...今はカミカミヤギスキー君に変身。フ−ル祭報告にちらっと出てます。

帰りもサービス、演奏パレード移動。サンバ調のワンツー、ワンツーのステップで足駆動の太鼓を叩ける曲は立ち止まらず連続して移動演奏できる。しかし我らのオリジナル代表曲「僕は何処へでも行くだろう」という曲、太鼓のリズムはタンンンタンンンドンドンドン...タンが左足、ドンが右足。この曲は歩きにくい。いちいち立ち止まることになる。パレード部隊の重さは止まるたび、動き出すのに力がいる、腰につけたヒモに力がかかる。これをなぜか始めてしまった...。しまった...。ちょと無理をしてしまったかなあ...。ブヨ〜ダン、大過なく帰れて良かった。後で今日の疲れが出てこないと良いが...。

 

06.2月11日(土祝)11時〜13時 上野公園五條天神前。

お知らせでは小編成の可能性、と書きましたがソロ、フル編成でやりました。いやあ..あまりのいい天気。春の陽気にうれしくも...ゆえの苦労も...
本日はアレレ(かみさん)は別の仕事でお休み。


やはりアレレがいないと、花に欠ける?ようで、冬場でもあり、投げ銭が少なそうなので高速は使わず、移動する...。片道、高速を使えば1時間半はかからない..が、使わないと早くて2時間半。帰りは日中で混むので3時間半。往復150キロ。
アレレが軽自動車を使うので、今日は燃費の悪い、ボロ車に積み込む。
一人装備は二人より少なく、助手席も空いているので、積むのは楽。これが仇となる。
前日夜に出て、途中の実家に泊まる。が、その途中...。
マハラジャ竜宮号の上に積んだ象、その他が崩れ、落下...。
下にいたキリンべーシスター直撃...断首...。


車を止め、接着修理。象の耳もとれるが修理部品が車の奥にあり、現地で出すときに修理することにする。現地での時間は惜しいが...。
着く前からこれか...。これでトラブルは終わりか...と思いきや..。

上野には朝9時過ぎ到着。開始は11時から。またまた余裕の到着。風もそよ風程度で、日差しもあり、気温が上がる。冬装備で組み立て、軽修理をしていたが汗ばんでしまった。当日上野の最高気温は12℃だったらしいが日当たりが良かったので体感20℃という感じ。今回は半袖の夏仕様の格好でやることにする。
1本目、なんとか無事終了なるも、大汗をかく。まだ2月だが春である。口が乾く。ハモニカが唇にはり付いてしまう。手はギター、ホルダー装着でかなり無理な格好で吹くので演奏は大変...。昨年3月終わり頃にもハモニカが大変だったのを思い出す。
カルメンの右手が外れていた。すぐ簡単修理。


2本目...太鼓を足で叩くためのワイヤーをつないだペダル内蔵の靴の足をホールドする中靴をとめるタイラップ...ビニール製の結束具が切れる。これが切れると安定して太鼓ができない。終了後修理。黒犬綱渡りの動きが変...。しかし他の修理で点検を忘れる...。


3本目...黒犬綱渡りは演技直前、セットしたところで..綱(レール)を支持するアームごと台座から完全に外れる...横倒しのアーム。しかし、ダメ元で演奏開始、するとなんとか綱渡りをしてくれる黒いヌ君、演技しきる...。しかし、その下のカバの玉乗り君に接触。終了後、彼の胴体泣き別れ...。しかし、これは可動部のストッパーが外れただけなのですぐ完治。綱渡りのアームは固定ボルト2本が完全に脱落していた。終了後修理。

ワイヤレス電池切れ。電池交換。
3本目終了後、ハモニカを首から取ろうとしたところ、眼鏡がぽろっと落ちる。フレームの可動部ネジの周辺で眼鏡つる破断...。眼鏡なしでも演奏はできるが....ぽこダンサーのトラブルを発見しにくいし....。
ビニールテープとタイラップで仮修理。やや時間がかかった..。
4本目...ステップした瞬間、また足下でいやな感触...終了後...さっき切れたところに加えて反対側、両足とも切れていた。帰ってから強度を上げて修理。
ギターに付けたタンバリンが裏返る。固定ボルトが抜けていた。


今日は特に壊れる日だった。特にボルトが外れるとは...今までにないトラブル続出。
ボルトナットを私は締めすぎる方であるのに...。
ちなみにかみさん、アレレは締めない...財布のヒモもバッグのフタもサイドブレーキも絵の具のキャップも扉もなにもかも...。
前日夜出発時、気温0℃近い。夜、車に半分給油...持ちあわせの金がない。投げ銭便りで帰りに入れよう...。帰り道...給油しようとすると...ガソリンキャップが開かない。スタンドの人に空けてもらったが...。よほど圧力が違ったらしい。
点検を怠ったことは確かだが、この気温差がゴムも金属もゆるめてしまったらしい...。お客様の財布のヒモが緩んだのは良かったが....。


終了後、急いで駐車場から車を出す。ぎりぎり300円得する。
車が大きいのでマハ竜号、軽に積むときより張りだした部分を引っ込めていなかった...。車止めの太いポールの間を通り抜ける際...、トリトリサンバ隊接触、落下...。ペリカンが首折れ断首...ううっ最後まで壊れる日だ...。帰って修理...。


季節の変わり目はなにかと大変。とはいえ神宮外苑でも見てくれたという人や、かみさんの本「あそびのレシピ」に興味を示した先生や、いろいろ出会えて楽しかった。カミカミヤギスキーの口の中にありがたい紙も入れてもらえたし...。

戌年。コンドルに替わって... ブルドックの縄跳び君、登場。 鈴木洋子の新春イラストにも登場

 

06.2月5日(日)11時〜13時、上野公園小松宮像前(動物園前入り口に向かって左側)

マハラジャ竜宮号発進!(まだ画像がありません...)


3月4日5日のシアターχに備えての新ダンサーアレゴリア、ぽこテント3は仮称、マハラジャ竜宮号として、実戦投入。デビュー戦です。
朝、6時起床、自宅外は-6℃...この冬2番目くらいの寒さ...前日から冷え込んで...8時前には出発。9時過ぎ到着。上野の気温は後で調べたら...2℃。昼でも4〜5℃。この冬正月以来の寒興業...。
今回は新装備があるので、十分な組み立て準備時間をとったつもり。
おそらく、普段でもヘブンアーティスト中、もっとも早い時間に現地入りすると、自虐的に自負しているのですが、今回はさらに....。
ところが、うちに匹敵する?それ以上に苦労しているかもしれない?芸人さんがいました。HPで発見。ヘブンアーティストの「まなびや」さん、という方で今度のシアターχのフール祭で御一緒する方です。彼の芸談も見て下さい。おもしろいです。

話は飛びましたが...かさばる、マハ...竜号は半分の大きさにばらして車に載せまして...組み立てに25分ほどかかりました。これは回を重ね、15分くらいには短縮できるでしょう。今回はやはり、車でゆられて、思わぬところが壊れたり、外れたり...。しかしこれは想定内。
さらに、他の、レギュラー陣を組み立てます。これにも普段30分以上はかかります。なにせ、車(軽1BOX)に積むのに壊れないようにバラし、高さも116センチ以下にしてあります。そのため、ワンタッチのジョイント部...クリップ、差し込み他は100ヶ所位あるかもしれない...。1ヶ所10秒で....ん?何分?
さて、ほぼ、組み立て完了、これから車を駐車場に入れ、大道芸ポイントまで300m?位を移動する....直前、にわかに突風が...。
まずはレギュラーのテント1、サーカス号、屋根の傘、テント部分が飛ぶ...。道路に...。慌てて回収。ジョイント部が外れたので大きくは壊れないが、一部破損。これでは実働に影響があるので修理。これは想定外...。
さらには高さ2mを超える、新型マハ竜号、突風で勝手に5m移動....。
まずい....。これでは大道芸にならない...。現地につく前に壊れてしまう...。
やめよっかな....。今日はきつすぎる。極寒、強風だ...。

テント2あれれテントの中の太鼓トリオ、現在、床面はパンデーロ(ブラジルタンバリン)化 隣と同じバックの写真ですが、現在、マハラジャ竜宮号の象さんの上で踊らされる状態のアリとキリギリス

しかし、以前、強風でやったことを思い出す。
まずは高い部分を外す。マハ竜号の傘も外す。つけない。サーカステント号、布はばたつくのでとる。中は丸見え。
軽量ブヨ〜ダン、あしか、カッパ号も車に残す...以前吹き飛ばされました....。再装備しなおし、全てを一列につなぎ、車を駐車場に....やばい、いつもより手間取ったからか最寄りの駐車場が満車だ。こんなに寒いのに...。しかし、なんとか入った...。11時の開始まで30分。20分は遅れた..。
現地までの300m...ゆっくり移動するので15分かかる...。途中、行き交う人の笑顔、歓声は楽しいが...。けっこう重い....。実は本番よりきつい...。でも移動中でも投げ銭が少しもらえるのはありがたし。

疲れ切って現地到着...。開始予定の11時まで10分...。しかし、お客様がとりまく。寒い中、待っている。申し訳ない。しかし、ここからさらに組み立て、再配備、パレード部隊の順番つなぎ直し、アンプ位置セット、起動、さらに上着を脱いで装着に5分かかる...。
結局、11時20分から1回目を開始...。慌てて休む間もなく始めたつもりですが、お客さんにとっては待たせすぎでした。しかし、一回目は厳しい...。思ったより地面に勾配がある。芸中に固定式テントが動く。陽があったのであまり寒さは感じなかった。ギターの手は動く。しかし、リコーダーは冷えきって乾燥して音が出ない。さらには冬には切れにくいとややさぼっていた弦の交換...。普段は3弦、1弦、の順番に切るのだが...5弦が切れてしまった。この弦が切れると...かなり演奏にならない....。
さんざん寒空の下、待って...演奏、イマサン...こんなもんか....と帰ってしまわれた方もいるでしょう...すまんです。
しかし最後までいいところは残してあったりしたのですが...

ぽこテント2のバクトンコアラ太鼓ダンスのアレレテント...なにせ前日インドネシア出張帰りのハランドールあれれ、は初始動...。装着に手間取る...。やや時期尚早ではありましたが...とにかく実戦投入...。
新登場のマハ竜号のA面、大型新人ぽこダンサー、象さんは少々動きが悪く要改良です。
正月のチョーダイ獅〜子〜は季節ダンサーなので、紙かみヤギスキー君登場。コインは投げ銭箱へ...紙はこちらへ...
曲はフール祭に向け、トルコのジェッディンデデン(阿修羅のごとくの曲)とアレレ作曲、インド風、キーターキーターガネーシャキーターを新曲導入、ただ、大道芸ではちょと難解?一般受けしにくいかなあ。
3セット行い、間も修理リセットで休む間もなく、持ち時間の2時間が終わって、次の芸人さんに場所をあけわたし、再び4mの数珠繋ぎパレード移動体制に...。
マハ竜号は高さを押さえたにもかかわらず突風で2回ほど勝手に移動しはじめる...。さらにサーカステント号につけた傘が高く宙を舞う...人にあたらなくて良かった...。
公園の広場反対側の場所をとっていたワンマンバンドの芸人さんは今日はキャンセルした模様。
帰宅、夕刻6時過ぎ、気温1℃...。やはり10℃とは言わない...8℃は欲しい...。しかし、やれて良かった...。地元のHPにも紹介していただけるようだし、次の仕事ももらえたし、商品券ももらえたし、ドリンクももらえたし、台湾の硬貨も...いや、いろんな出会いと気持ちをいただけました。
翌日は曇りのち雪、最高3℃...。これこそ中止確実。
今回のハランドールアレレの波瀾..。大道芸に向かう車の中...。コートのポケットになぜか生卵。芸に使っているわけではない。割れて衣装にもドロドロべったり...。

新型オリジナル楽器、オクトパイパー、デビュー準備中。まだアレレが使いこなせてません

06.1月9日(月祝)11時〜13時、上野公園小松宮像前。

11時は..まだ寒い...。なにせ朝は零下ですから。やや寒波も和らいだ日で良かったですが...寒いが続く中、気温もそう上がるわけではなく...曇ったり風が吹くと急に冷えます。

寒いのは...暑いより汗もかかず、いい面もありますが...。暑い時は..1曲目から、いや、準備から汗をかきます。でも、気温が高ければ小一時間は着替えなくてもがまんできるし、乾いてはきます。寒い時、厚着をするとやはり汗をかいてしまう...。すると次の準備中、冷えます..。上着を着ても中身を着替える余裕はなく...。よって、演技は寒い格好、冬にしては薄着でやってます。ところが、なにかのトラブルですぐ演技が始められないと....凍えます。さらに雲って北風が吹くと...。しゃべることもきつくなります。終わってじわっと汗をかいている程度がベストなのですが。観ているお客様も寒くてつらいでしょう...。じっとしているのですから...。(一緒に踊って下さい)

ギターは冬、弦は切れにくいですが、手がかじかんで、コードをうまく押さえにくい...。さらにこの冬は寒く、タイコシステムや踊り手(人形)の半固定ゴムや止めバンド(塩ビのような柔軟性のあるプラ)が硬くなって切れることも..。乾燥した風は..ハーモニカの唇のすべりを止めるし...。電気系もけっこう使ってますが...夏はサビますが...極寒だと..電池のパワーが...アンプのバッテリの充電もなんか変。

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