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2015タイ、バンコク、ルンピニー公園インターナショナルストリートショー参戦記

小さく細かいのも隙間埋めに必要。緑どかん号のくちびる... ぎりぎり詰め込みなので、隙間なく、圧力かけて蓋する


2、出発前の準備

前回は 主催者HPやパンフレットの紹介文に、50名以上のダンサー、人形、と載せていた。実際は80以上は持って行ったが、きりのいいところ、やや控えめに….
今回は期待に応えるべく、前回を上回る100体とした。

割と直前に、航空荷物の重さ超過が一人10キロ増しOKとのお達しがあり、一人40キロまで、当方は二名なので80キロまでと、余裕ができた。
タイ航空の配慮で日本からは18組が参加してほぼ同じ飛行機に乗るので、荷物重量をシェアするということらしい。
これは今回のツアーだけの特典だし、遠慮なく前回を超えるパレード部隊を組んで、海を越えられる。
とはいえ、それは自分の首をしめる暴挙でもあることはなんとなくはわかっていたのだが….

約2週間前の国内イベントを最終部隊編成として120名体制だったが、さらにリニューアル、追加作業。
なるべく、新しいメンバーで編成したいところ。来年用の新人サル部隊を急遽養成。
さらに押し込んでの130名体制となる。
毎年20近い新人がデビューするが、最近の干支のコブラ、ペガサスや羊などが多くなってしまう。
バリエーションの確保のため、6年前にも海を渡った、古参の中型人形(カンガルー、ゴジラなど)や小型のネズミなども動眼など新しくして旅支度させた。その数三分の一の40体くらい。

1週間前あたりから、徐々に大物の解体に入る。あまり早くから解体すると、組み立て方を忘れてしまう。
しかし箱図めの目星をつけないと、新たに必要な梱包物資などを買わないといけなくなる恐れもある。
この時点での重さや体積の正確なところはわからない。とにかく、なるべく、隙間なく詰め込む、のは前回と同じ。
それぞれが互いにクッションとなり、がさつき防止の詰め物となる。
パレードの人形の足、台車の最小単位の部品も普段は外さない車輪とフレームをばらす。
現地で結束バンドではずれ止めをしなければならなかったり…
ちょっとした手間をかけねばならない細かい部材が100カ所以上はあるだろう。
とにかく、細かくなるものは細かくばらす。

実はこの写真は帰国後のもの。行く前は撮る余裕無し。 10体ほど、タイで養子になり(おみやげ)その分日本へのおみやげが入った

箱図め開始三日目、全容は見えて来た。予定の箱に当初セレクトしたメンバーをけずらずに入りそうだ。
みかんの10キロ箱、5個、やや大きめが2個、みかん箱1.5個分の箱1、ギターケース(みかん箱3個分)、大きめふたつきプラケース(みかん箱4個分)。
6年前よりみかん箱3個分増えた。おそらく重さは増えても15キロ。
みかん箱は2個で大きなビニール製の袋に入れてまとめたのが2個。さらに大きめのやつと合わせて3個を一つにして一個。
さらに、タイコセット用、みかん箱1.5個分のアフリカから輸入用の柑橘類の箱が一つでバッグに。余裕があるので隙間にフラフープ部品や衣装をつめる。
ギターケースは1メートルの長尺なので、長モノのパイプ、棒をくくりつける。
大プラケースは5年前に使った時にカバーに使ったぷちぷちビニール二重巻きの袋がねずみに食われて崩壊していた。
IKEAの袋や、いろいろ試したが、うまく閉じることができない。
造形用シルバーシートがちょうどいい大きさだったので、くるむ。なかなかごつい感じである。
重さのある、木や金属のフレームを箱の底にしばりつけて…中に入らなかった衣装でくるんでクッション代わり。
体重計で重さを計ると25キロくらいだった。

人形数は6年前の約1.5倍。重さは6年前がトータル52キロだったが、今回成田空港で67キロと出た。

他の芸人さんは一人40キロを超える方々が何組かいたが、だいたい荷物は2~3個。
当方は二人で6個。まあそれほどは変わらない?

 

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