5月は連休のあと、公演の機会がしばらく空きまして...。
毎週公演すると、整備、修理と装備の仕様変更等であまり大きな仕込みや新人養成ができないが、2週空くとアイデア次第で新人デビューの機会が増えるのです。
初本番は期待と不安でどきどき。たいていは要改良の課題が...。でもやってみないとわからないので早く試したい....のでありました。

さて、知り合い関係でとあるイベントの賑やかしを仰せつかった。
とはいえ、行政や産業関係の組合が一体となった大規模イベント。
大きな低気圧が来て、前日からの激しい雨。当日も昼過ぎまでは雨の予報。
しかし、海際の水産イベントで海の男？に雨もなんのその？雨天決行の予定。
我々は臨時？ゲストで会場内回遊の参加。
こちらは枠外だが演歌や太鼓のステージがあるようで、きっと雨で数少ない軒下やテントに避難するであろうし、きっと我々の場所はとても狭いであろうことが推測される。
前日積み込んだパレード部隊だが、朝、早起きして、ちょうど晴れ間があったので、少し下ろす。雨の中の組み立てだと、車内にスペースが必要になるから。
きっと、パレードするスペースは無い。海際なので風も強いだろうし。
今回は固定式と、荷車ぽこぽこスイッチと、この週、この日のためにスペシャル養成した、泳ぐ魚群団、つりつり作戦に初挑戦。

会場に着くまで、雨は降ったり止んだり。
会場には....我々が避難するテントや控え室は用意されてなく.....。（共用テントを紹介されたが現地を見に行くとスペースはなかった。）
ステージはパネルのステージ専用トラックの荷台の立派な屋根付きで、太鼓は大変だろうがなんとかできそう。
だが、海から10メートル、軒下スペースがステージから近く....壁の無い吹きさらし？なので風が吹き抜けている。そしていろいろ催しをしている。
ステージから遠い、会場入口付近に車を置き、拠点とすることにした。
とても魚くさい場所だった....。
雨がおさまって来てはいたようなので、車から荷車を出して組み立てを始める。
大きなビーチパラソルを据え付け.....途中から霧雨そして次第に強く....ほぼできたあたりで豪雨。運転席に避難。
パラソルはおちょこになりめくりあがり、開けた車のバックドアからは雨がどばどば入り込む。あ〜あ。
アンプは様子見で変更した小さいものに変え、袋に入れていたのでなんとか水没は避けられた。ま、荷車ぽこステージはびしょぬれ。みずたまり。
いやあ、準備で濡れきって疲れまくった。でも、気温が高く汗かいた。
さて、少し小降りになったので、止むのを待っても仕方ない？様子見に出撃。
荷車を引いて、演奏しながらステージ近い軒下ゾーンまでパレード。
しかし、風が強く、パラソルはバタつき、危険？意気消沈、パフォーマンスに入れない。だいたい、ここでパフォしていいのかもよくわからない。
なんか騒然。お客さんも呆然。
ショーマストゴーオン、なのだが....体制の立て直し、リセットが必要と判断。屈辱の中途撤退。
その後も雨の合間をぬって、車を風の盾にしつつ荷車ぽこスイッチでのサービス、演奏をすると間もなく雨に。周期的に雨が降る。
まったく一番やっかいな天気。
それでも、午後には少し、止んできたので、やや全長は短いながら、本日動員のパレード部隊フル出演で会場内を回遊ロングパレード。
途中、引っかかってスタック何回か。
かなり汚れてしまったが、けが人（故障、破損）はそう出なかった。お客さんにも見た目より頑丈ですね、と言われた。打たれ強いの、と答える。
結局、終了時間までお勤めを果たし、晴れた空の下、帰り足、スーパーの屋上駐車場では扉を開け放して乾かして....と。
今までで一二位を争うハードな野外公演の日であったことは確かです。まんず疲れました。

翌週はヘブンアーティスト枠でとった上野公園入口。特例の場所で、打楽器、金管楽器は一切、例外無く全面禁止、という条件を予約時、事務局の方に厳しく念をおされたので、お腹のタイコやギターのおもちゃタンバリンも使用を断念。
せっかくの人通りが多い場所なので、今回は新しい試み、「お客様が踊らせルンDAY、さわってみまショー」と題し、メインはお客様が自由に触って遊べるアナログ体感式インタラクティブ、からくり風ブヨ〜ダンを自分で動かし踊らせることができます、ぽこテント。演奏はおまけ程度。
ポコテント1号と2号にポコスイッチ10種以上を搭載した新バージョンの試行ということで...改良、強化し、かなり仕上げに熱を入れていたのですが....。
またまた2日前より、一日雨の予報。当日までに予報が変わる事を願ったが降水確率90％、迷う事無い雨。（中途半端で判断に困るよりいいのだが...）
雨天中止しました。....残念....。