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ムンドノーボぽこブヨ〜ダン活動報告SPぱふぉ 格闘記30....09.8.19......8.27追加

なんとか生きてます。
その日のプログラムは期待されて、無理をおしての2倍ぷろぐらむ。通常でも1.5倍消耗なのに。バカだなあ...おれ。
朝は5時起き。10時開演だが、7時過ぎに到着。
もう、主催者関係の皆さんはいらしていて、テントも立っている....すごい。
7月初めの下見の時は10センチ以上の草が生えていて、さらに伸びているのを想定していた草原は....
なんと、草が刈ってあって、今までの最大最悪のオフロード、ではなかったので、思ったより楽でした。刈った草もきれいに掃除されていて....車輪に草がからまることもなし。(これが一番心配でした。)雨も降らず。暑さも、まあ、秋の風で7月に比べれば....。
一応、発進時、4〜5キロの最大負荷。(ばねばかり持参)これなら、まあ、いままでの最大負荷記録は更新しません。
前日まで、オフロード仕様の車両を増やしてましたが....。自分の首をしめるかも?という心配は無用でした。
パレード中、なにか引っかかったのか、急に重くなること数度。子どもが、いたづらして車輪をおさえてました。ぴぴぴー。
子ども達がひっぱってくれたり....10人くらいで....適度の抵抗があって....お祭り風になりました。
人形劇風は....微風なのにケコミ(人形劇場舞台)が倒れて....どたばたでした。でも、木があったので、ひもをくくって押さえが効いてなんとか安定。
やはり、でこぼこ斜面、あなどりがたし。大車両が客席に向かって行き、おさえました。
1回目は直前トラブルが尾を引いて...かなりどたばたボロボロになってしまった....こういう時にかぎって?知り合いもたくさん見に来てくれていたりして....。え?もう帰るの〜?パレード見てってよ〜。
太陽の位置、日差しで、客席、テントの位置も調整。こりゃ、現場当日じゃないとわかりませんよね。
帰りは....なかなか、車に入らず....。撤収はいつもどおり、ほぼ最後の方でした。
ビデオ持って行ったのに、撮ることさえ忘れ、記録なし。しまった。........09.8.23

上と下の写真は主催関係のこちらより頂戴しました。

2009年8月7日、8日、いいだ人形劇フェスタに参加してきました。
名古屋に近いくらいの長野県南部へ...。前日は平日で首都高が大渋滞して1時間近く遅れましたが、行きはよいよい、あとはスムーズに駒ヶ根まで到着。

知り合い宅にてお披露目公演、と、宿泊。タイコシステムにトラブル発生。翌朝修理。
公演当日、朝、飯田到着。夜から朝にかけてかなりの雨だったが....好天にて....蒸し暑い。初公演はメインテントにて。
力も入って....早速、途中で弦を切る。最近は切りにくかったのだがなあ....。
暑いと、後半ばててコントロールが甘くなる。会場の皆さんは...興味を持っていただける方が多かったと、思う。たくさん声をかけられた。
一日2会場公演は滅多に無いが今回は車での移動。間は2時間程しかない。
終了後、車を横付けした途端、大粒の雨が.....土砂降りに.....。とにかく車にどかどか入れたが.....入らなくなっちゃった。あらららタイコに水が1センチたまってる。
ブヨ〜ダン、半分ずぶぬれ。ニンゲン、ずぶぬれ。助手席いっぱい、運転席にもいっぱいで、ほぼ、積み込み完了?入らないのは、タクシーでかみさんに託す。
(雨の中なかなかタクシーは通らず。スタッフに呼んでもらった。)
運転席に分け入って運転。車で10数分の山の麓の公園の会場に移動。
どさくさ積み込みで負傷者少々。屋根があるところまで車が入いれてラッキー。雨は止まない。この会場は完全室内。
雨だし、お客さんは少ないかと思いきや、結構多く、イスを出したり、パフォーマンススペースが小さくなって、パレードは半分に縮小。
少々階段があったり.....開始予定時間を少々オーバー。昼飯も着替えの暇も無し。
少々、ラフになったかなあ.....感想にやや厳しい意見あり。お客様には申し訳ない。またまた反省。勉強になるなあ。

この日は飯田宿泊なので、夕方になる前に片付けも終え、修理、弦かえして.....夜は人形劇を楽しめるかな?と、思いきや、やっぱ疲れて....車はガス欠に近く.....ガソリンスタンドは8時にはしまっていて....おとなしく休養することになりました。

2日目は....ガソリン入れてっと....日差しカンカン。今日は商店街路上ほこてん公演。11時過ぎは太陽真上。
公演初めてから、実感しました。飯田って街全体が緩斜面上にあるってことに。
いざ、パレードを始めると.....引っ張っている荷車君がどんどん、あさっての方向にいってしまう。やばい、ベビーカーとかにぶつかっちゃ....先を予測して傾斜を運行。
固定式パフォーマンス、タイトルマッチが....戦いが始まると、リングが逃げて行く....あれ〜...。決着がすぐついちゃった。車止めしないと、勝負、というか、パフォーマンスにならない.....。
それにしても、子ども達が炎天下、陣取ってくれている。あまり、もたもたしていると、みんなで熱中症だあ〜。
自分が日当り良好の時は仕方ないですが、せめてお客様はゆったり見て欲しく......しかしPAスピーカーの関係でお客さんも炎天下になってしまい申し訳なし。
でも、あとで聞くと、飯田のお客様はそれもわかって慣れているんですって。なにせ、30年の歴史が...。
そう、飯田は城下町で、とても、歴史と文化と情緒に満ちた街です。新しさも取り入れつつ、なかなか、風格、熟成のある街なのです。お客様も目が肥えつつ、優しさにあふれています。
しかし、ま、ただでさえ、聞き取りにくい僕の発音ですが、さらに、場内場外放送が鳴っていると、ストーリー系はきついですね。

街に根付く人形劇フェスタ。既に歴史の一部のようです。 写真はご実家が飯田のT様より。

さて、第二ラウンドは、歩行者天国道路を移動して....坂を登って.....う、坂の途中でした。一回目が緩斜面なら、今回は急斜面。
ちょっと、オーバーランして、傾斜がおちついたところまで行って、再セッテイング。
しかし準備中に...きました。ぱらぱらぱら....やばい、このでかい雨粒....撤収!!どざざ〜。アーケードに避難。お客さんもいるので、導線をふさがないように....あらら、坂で動いてしまう〜....。

しばらくして雨がおさまる。また道路に出る。お客様が軒下でも見えるように位置取り。始めるとしばらくして....また雨が....。少々なら続けたが...また強力なので.....待避。
ちょうど、軒下から奥に広いガレージになっているお店?のスペースがあり、見ていた方が、使用許可を得てくれて、そこで続けることになる。
見たい方を募ると、こども中心にぎゅぎゅぎゅっと、陣取ってくれたので、至近距離で臨場感たっぷり、暖かい反応が良く、調子良くできた。災い転じてなんとやら?こういう時は気持ちが通じやすいですね。

終わると、雨も止んで....本日最後の行脚体制を作る。夕方、駅から人形フェスタ参加団体によるワイワイパレードが行われる。駅まで900メートル?。車まで400メートル。また車に積み込んで、交通規制を迂回して移動して、また、出すより、直接、パレード部隊を引っ張って行くことにする。どちらも困難、微妙な選択。

移動の行軍はまたまた夜の祭りを待つ人々にウケた。ところが....交差点で大きなダンスイベントがあったので、迂回しようと、やや細い路地に入ると.....急な下り坂。10キロのアンプを積んだ荷車号はブレーキがわりの牽引ロープを装着。一気に下ろうと思ったが、前に人が歩いてきたので、急ブレーキをかけて進路を変えると...バランスを失って、坂の途中で横倒しになってしまった。すると、前輪の付け根が折れてしまった。
(実はちょっと曲がっていたので、帰ったら、しっかり治そうと思っていたのだが.....。)とりあえず、前輪を持ち上げれば動けるが、パフォーマンスは不可能。

パレードはアンプをあきらめて生音勝負に変更。とりあえず、壊れた荷車号は車に運ぶ。荷車号にはタイコセットを載せていたのだが、それは腰に装着。パフォでは履いている靴ペダルが重い。
さて駅まで700メートル。緩い上り坂。車も通るので一列で....。途中雨が降り出す。ここ数年は雨で中止になったと聞いていた。集合したら中止だったりして....。
途中でダンサーたちが脱落、修理で、たびたびスタック。坂がとても長く遠く感じる。ゴルゴダの丘へ登るイエスの心境はいかがなものであったか....。
車輪がついているので、平地では多くても5キロ程度の力で引っ張れるのだが....といっても、各車輪は人形ダンサーを動かしているので、抵抗はある。それが1つの大パレード部隊に50近くいる....。
そして、上り坂。時折、車軸になにかのヒモがからんだりして、抵抗が増すことも....。
最後の200メートルが今回の旅で、いや、これまでパフォーマンスに関わることで、一番大変であった。

到着。集合時間にはなんとか、余裕で間に合う。でもまた修理。そして出発。演奏開始。先頭近くで出たが.....すぐ、わがパレード部隊にトラブル発生。アレレの第二パレード隊がついてこない。スタックしている。救出に戻る。へたってきたペンギン隊が路面のでこぼこにひっかかりやすくなっている。外してギターにぶら下げて即解決。やっぱり、後ろからついて行くことにする。皆さん、お先にどうぞ〜。最後尾で出発。
まだ、歩行者天国の会場は出発時間前だったので、しばらく、全体、待機。沿道のお客様にその場でアピールパフォ。これからは来た道を下る。
あとはノリで、終点には「もう終わり?」という感じで、楽しく着いたが....。
終点の公園の入口が15センチくらいの段差。行けるかと思ったが、ばらけてしまった。いったん装備を下ろして復元。このとき、マイクのコードとかがハモニカとギターとからんで.....パレードの修復より大変だった。

ようやくほどいて、表彰式会場にたどりつく。すると、遠くで「ムンドノーボ.....」え?うちら?はーいはい、いますです〜。「全員はステージに上がれないようなので、最小で...」というので、ワタシ、がしゃがしゃとギターやタイコをつけたままステージに上がる。小学生審査員が選んだ、ぱふぉーまんす賞の一つを受賞。フェスタマスコットのぽぉ君ゲット。やったー、むんぽこぶ〜。

さて、飯田祭りのメイン、最後の「りんごん」がはじまる夜が来る前に撤収しなくては身動きができなくなるので、会場をあとにして....また300メートルのパレード移動。りんごんに出る浴衣の連とすれ違っては笑ってもらえた。気持ちはひとつだ。なんとなく。

しかし、移動中の方がより、多くの方が楽しんで歓迎してくれているように思われます。逆に、立ち止まって見ることの大変さ、貴重さも感じます。

駐車場まで、そのまま行軍し、積み込む。あとは帰るだけなので、細かくばらして.....ああ、やっと、着替えられる。暗くなって、花火があがる。祭りが始まった。(交通規制が広がって、会場周辺からいったん車を出すのにえらく苦労する。道がわからない。城下町の城の周辺は...敵の侵入を防ぐため?結構、細い道が入り組んでいるのだった...。)

あとはいろいろ人形劇?他、イベントを見て....次の日の昼過ぎ、飯田を出たのですが....中央道、混みました。都県境では....高速、下りました。でも、東名の通行止めの地震の前で助かりました。
無事着いてああ大変だった、でも楽しかった。
環境適応は現場実戦に勝るものなし。修行になりました。
最近は風にはかなり強くなりました。(7月終わりの飛ノ台公演は風がすごかった。)雨は....布系の服を着たパレードダンサーが重くなって垂れ下がって車輪に巻き付いたりして苦戦したこともあったが.....影響の少ないメンバーをセレクトするなど、選手層は厚くなってきました。
オフロード対応も進化中で、段差も3センチくらいなら問題ないのだが....飯田の坂、あなどりがたし。次のシゴトは草原。かれ草の巻き込みがネック...。はい、この顛末は上記にて、です。

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